「この町の空には、いつも円盤が共にあった――」 「願いをかなえるために、ここにいる――」 霧弥湖上空に現れた謎の円盤。 出現当時は世界中を大混乱に陥れたが、そこに留まるだけの円盤への恐怖心は消え、次第に観光地となり、徐々に人々の興味も薄れて行った・・・ 二人の少女が出会うとき、それは止まっていた時間が動き出す兆し。 想いが人を変えて行き新しい物語を刻む。 中学校生活最後の年。それは一生忘れられない時間(とき)。